衛生管理の更なる普及をめざして

バイエルは「よりよい暮らしのためのサイエンス」というミッションのもと、食品の品質向上とユーザーの皆様、消費者の皆様の安全、安心により貢献するため、様々な取り組みを行っています。その一環として、バイエルは食品関連施設のHACCPによる衛生管理の義務化決定に先駆けて、殺虫剤のHACCP認証取得に取り組んで参りました。 このたび、東海・北陸地域の総合生物管理サービスを展開されている株式会社フジ環境サービスの山本氏にインタビューし、現在ペストコントロールの現場がどのような状況にあるか、またペストコントロール業界並びに食品衛生管理の発展にバイエルが貢献できることは何かについてお聞きしました。

食品関連施設のオーナー様とPCO様

課題

衛生管理の重要性に対する理解不足

ー 大手食品工場、レストランチェーン、スーパーマーケット等は徹底したHACCPによる衛生管理を行っていますが、その他中小の食品関連施設の場合は保健所の手が回っていないこともあり、衛生管理への取り組みが十分とは言えない状況です ー

とはいえ、HACCPによる衛生管理の義務化決定以降、ペストコントロールを含めた衛生管理についての問い合わせが明らかに増えたのも事実で、衛生管理の重要性に対する理解が少しずつ広がっているという印象を持っています。このような状況において、特に初めてHACCPを知った人にとっては、自分達が何をすべきか体系的に理解できておらず困惑されている方が多いのが実情ではないでしょうか。今彼らに必要なのは、安心して食品を提供するためには何が足りていないかを把握することだと思います。

 

解決に向けて

HACCPによる衛生管理の義務化を追い風に、その重要性を訴えていく

ー 食品関連施設のHACCPによる衛生管理の義務化はペストコントロール業界にとって追い風。中小の食品関連施設での衛生管理強化のチャンスだと考えています ー

HACCPの義務化が決まる数年前から、バイエルがいち早く殺虫剤のHACCP認証を取得した先見性には驚かされました。大手食品関連施設ではバイエルのHACCP認証取得剤を選択優位と捉えるでしょうが、残念ながら中小食品関連施設にはその素地がありません。HACCPによる衛生管理の義務化の流れを受けて、我々PCOも取り組みを強化していきますが、メーカーからも新しいアプローチをして頂ければと思います。例えば、HACCPをゴールとして何から取り組むべきか、HACCP認証をいち早く取得したバイエルが分かりやすく段階的に食品関連施設側に伝えていけば、衛生管理の重要性を再認識いただきつつ、HACCP の意義が大手・中小を問わず広く浸透していくのではないでしょうか。

 

Advancing Life

衛生管理強化をし、食の安全性にコミット

 ー PCOとメーカーがそれぞれの強みを活かして総合的な衛生管理の仕組みを作り、普及させる必要性がありますー

HACCPによる衛生管理が義務化されるとはいえ、特に罰則はなく、害虫防除に関しては明確な指標がありません。このままでは食品衛生管理が形骸化し、我々PCOのスキル向上にもつながらない可能性もあります。ですからバイエルが害虫防除の監査対象を明確にし、包括的かつ発展的な害虫防除の仕組みを作っていただきたいです。あの「アスピリン」を開発したバイエルのブランド力は高いと思います。そのブランド力で、バイエルの害虫防除の仕組みを広め、食品関連施設の衛生管理レベル、PCOスキルを向上させるようリードして頂くことを期待しています。

 

株式会社フジ環境サービス 開発室 山本幸弘様

株式会社フジ環境サービス 開発室 山本幸弘様