マイマイガ

害虫の食害:その他(バラ科、ブナ科などの葉)

幼虫が大量発生し、森林、果樹、街路樹などに大きな被害を及ぼすことがある。また、卵が家の軒先など木から離れたところに産み付けられた場合、孵化した幼虫が家屋に侵入して問題となることがある。

// 特徴

本種の成虫は、オスとメスで、大きさや色彩に違いがある。オスは、開張55mm前後、黒色、褐色、その中間型の3型があり、日中、活発に飛び回る。メスは、開張80mm前後、白色に近くうっすらと小さな紋がある。老熟幼虫の体長は70mmで朱色、青色の斑紋模様ある。

(写真左:メス  右:オス)

 

// 生態

北半球の温帯地方のほぼ全域に分布する。卵の状態で越冬し、春3~4月頃から孵化し始める。孵化した若齢幼虫は糸を吐いてぶら下がり、風にブラブラ揺られながら分散することからブランコ毛虫と呼ばれることもある。幼虫は、鋭い棘があり、触れるとチクチクするが毒針毛は持たないので、皮膚炎の原因とはならない。ただし、1齢幼虫には毒針毛があり、まれに皮膚炎を起こすことがある。本種の幼虫が大量発生し、森林、果樹、街路樹などに大きな被害を及ぼすことがある。また、卵が家の軒先など木から離れたところに産み付けられた場合、孵化した幼虫が家屋に侵入して問題となることがある。成虫は7~8月頃に出現する。

 

// 防除方法

発生源となる植物への薬剤処理が重要であるが、本種の幼虫は食性が広く、完全に駆除することは困難である。本種のような蛾を駆除するには、卵~1令幼虫の時の駆除(集団でいるために多くの個体を一度に退治できるため)が最適である。殺虫剤による処理は、エアゾール剤や園芸用の乳剤などを発生源に直接処理するとよい。

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タケトラカミキリ

タケトラカミキリ

枯死した竹類(特にマダケ、モウソウチク)に寄生し、成虫は7~8月に発生する。竹材の切断面、傷痕や裂け目に産卵する。

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オオワラジカイガラムシ

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大量の樹液を吸い宿主を枯死させてしまうことも稀ではない。多量の甘露を排泄し、植物のスス病の原因にもなる。

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