ノミバエ

害虫の食害:食品

ノミバエ類は主に腐敗した動物質、植物質、漬物、堆肥、ごみ、下水溝や浄化槽のスカムなどから発生する。種々の食品特に肉類などに潜り込んで産卵することがあり、食品衛生上重要な害虫。

// 特徴

成虫は体長1.1~2.2mm。体色は、背面は黒褐色で、胸部は黄褐色ないし褐色で、腹部は黄色。後脚の腿節は太く、末端に黒斑がある。卵は船型で約0.53mm。幼虫は成熟すると体長約5mm。蛹は淡黄褐色で、背面が膨らみ、第2節の中央から1対の短い呼吸角を生ずる。

 

// 生態

全世界に分布し、屋内に普通に見られる。ノミバエ類は主に腐敗した動物質、植物質、漬物、堆肥、ごみ、下水溝や浄化槽のスカムなどから発生する。小型で餌が少量でよいことや(ごみ箱や台所のごみ入れに残っているわずかな有機物からも発生する)、気温に左右されるが成長速度が速いことなどから、室内でも多数発生することがある。非常に小さな隙間からも侵入し、種々の食品特に肉類などに潜り込んで産卵することがあり、食品衛生上重要な害虫である。産卵された食物を食べて消化器ハエ症の原因になった例もある。

 

// 防除方法

幼虫はほんの少量の有機物からも発生するので、発生源対策は簡単ではない。ごみ容器などは必ず蓋のついたものを用いるなど、発生源となる可能性のあるものについては、十分な管理・清掃を行うことが重要である。また、これらのハエが侵入しないように目の細かい網戸を張るなどの防虫対策も重要である。成虫に対しては、市販のハエ・蚊用のエアゾール式殺虫剤や燻煙剤を使用すればよい。しかし、食品を取り扱う場所での薬剤処理は、食品や食器への汚染に十分注意しなければならない。

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ワモンゴキブリ

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イエバエ

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