「LINE配信メッセージ」アーカイブ 2019年前半
2019年6月26日 【虫害注意報】
東北地方北部において、マメコガネの成虫が確認されました。
成虫に対しては有機リン系の殺虫剤散布が有効ですが、マメコガネの防除は秋の幼虫防除が基本になります。
タフバリアフロアブルは長い残効性から、今の時期の散布で秋に発生するマメコガネ等の幼虫を抑えることができるだけでなく、散布適期を迎えているヒラタアオコガネやウスチャコガネの幼虫も同時に防除できます。
コガネムシ類に困っているコースでは、タフバリアフロアブルの一発処理を検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年6月26日 【グリーン管理情報】
梅雨入りが遅れていた関西から九州北部にかけても、明日辺りからようやく梅雨入りしそうな予報が出ています。
今までの乾燥によって、グリーンに焼けを発生させてしまったコースには、恵みの雨になりそうです。
乾燥箇所がドライスポットになっている場合、降雨によって表面上は回復してきていても床砂が濡れていない場合があります。
降雨時に床砂までしっかり濡れているか確認し、濡れていなければ浸透剤の使用を検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年6月20日 【虫害注意報】
関東地方北部においてスジキリヨトウによる虫害が確認されました。
西日本を中心に少雨が続いており、乾燥害と虫害の見分けが難しくなっていますのでご注意ください。
【おすすめの殺虫剤】
2019年6月14日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.23:殺菌剤混用可否表」をUPしました。
殺菌剤を中心に、タンクミックスにおける混用可否をまとめました。
PDFのダウンロードもできます。
下記の画像をクリックしてご覧ください。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年6月11日 【藻類注意報】
梅雨入りした東日本では雨の影響もあり、グリーン内の藻類が目立つようになってきました。
藻類の発生は見た目が悪いだけでなく、表層の透水性や通気性を阻害したり、さらなる芽数の減少を招いたりと、ベントグラスの生育に悪影響を及ぼします。
今のうちからしっかりと防除してみてはいかがでしょうか。
【おすすめの殺菌剤】
プロテクメートWDGとダコニールターフの混合散布
2019年6月10日 【病害注意報】
九州地方南部のゴルフ場フェアウェイにおいて、ダラースポットの多発が確認されました。
フェアウェイ全面の散布は難しいかとは思いますが、TEE面やグリーン周りなど、目立つ場所だけでも殺菌剤散布されてみてはいかがでしょうか。
【おすすめの殺菌剤】
2019年6月6日 【グリーン管理情報】
気象庁によると九州南部までは既に梅雨入りしたとのことですが、それ以外の地域でも梅雨入り間近になってきました。
これからの時期、グリーンの「かじり」はベントグラスにとって致命的なダメージになる場合があります。
長雨によってグリーン面が軟弱になったり、芝が徒長したりすれば、ますますかじりやすくなりますので、注意が必要です。
窒素施用を控える、スパイキングやベンティングで表層の透水性を改善する、頻繁な薄め砂を行う、刈高を調整するなど、刈込時にかじらないための準備を今のうちから実施してみてはいかがでしょうか。
2019年6月5日 【虫害注意報】
関東地方南部のゴルフ場においてケラの発生が確認されました。
砂質土壌の場所やスプリンクラーの近くなど水分が多い場所、ティフトンが生育している場所などは、特にケラが発生しやすい場所になりますのでご注意ください。
【おすすめの殺虫剤】
2019年5月30日 【虫害注意報】
関東地方北部のゴルフ場において、シバツトガ成虫の大量飛翔が確認されました。
今年は5月の気温が高く、例年に比べて害虫の発生量が多くなる可能性があります。
今後の気温の推移次第ですが、6月上旬から7月上旬にかけてはシバツトガ幼虫による食害が発生する恐れがありますのでご注意ください。
特にグリーンでは、早めの殺虫剤散布をおすすめします。
【おすすめの殺虫剤】
・トップチョイスフロアブル
・リラークDF
・シラトップEW
2019年5月29日 【グリーン管理情報】
予想外の暑さが続き、グリーンが部分的に焼けてしまったコースもあるようです。
この時期の乾燥害は今後の回復が見込めますのでそれほど心配する必要はありませんが、ドライスポットになっていれば注意が必要です。
猛暑後の降雨や散水で焼けた箇所も表面上は回復傾向にあると思いますが、床砂まで十分に水が染み込んでいるか、確認しておくことをおすすめします。
また、部分的に焼けている場合はなるべくスプリンクラーは使用せず、可能な限り手散水で対応し、過剰散水にならないようにご注意ください。
2019年5月24日 【グリーン管理情報】
予想外の暑さが続き、グリーンが部分的に焼けてしまったコースもあるようです。
この時期の乾燥害は今後の回復が見込めますのでそれほど心配する必要はありませんが、ドライスポットになっていれば注意が必要です。
猛暑後の降雨や散水で焼けた箇所も表面上は回復傾向にあると思いますが、床砂まで十分に水が染み込んでいるか、確認しておくことをおすすめします。
また、部分的に焼けている場合はなるべくスプリンクラーは使用せず、可能な限り手散水で対応し、過剰散水にならないようにご注意ください。
2019年5月24日 【虫害注意報】
九州南部のゴルフ場でコガネムシ類幼虫による被害が確認されました。
芝の状態が悪く、引っ張ってみると根がほどんどない場合、コガネムシ類幼虫の食害である可能性があります。
この時期に甚大な被害が出ることは稀ですが、ピンポイントで発生することがありますのでご注意ください。
【おすすめの殺虫剤】
・タフバリアフロアブル
・リラークDF(多水量散布)
2019年5月20日 【グリーン管理情報】
全国的に夏日が多くなってきており、ベントグラスにとっては少しずつストレスが増えてくる時期となりました。
更新作業に備えて、グリーンに肥料を多めに施用していたコースもあるかと思いますが、これからの時期は窒素過多に注意が必要です。
窒素施用によって地上部の生育が促進されると、刈込による収奪量が増え、最終的には貯蔵養分の減少につながります。
また、地温の上昇とともに微生物の活動も活発になり、有機物の分解が促進されますので、窒素を施用していなくても自然と窒素が供給されることになります。
窒素施肥は極力抑えて、リン酸、カリウム、カルシウム中心の施肥を計画してみてはいかがでしょうか。
2019年5月16日 【藻類注意報】
沖縄では梅雨入りしましたが、全国的には乾燥気味の日が続いています。
多くのゴルフ場でグリーンに散水を実施しているようですが、それに伴って藻類の発生が目立つようになってきました。
散水の基本は多量少回数です。
まだベントグラスの根は充分に機能しており、根量・根長ともに余裕があると思われますので、過散水にならないようにご注意ください。
藻類が大量に発生している場合にはプロテクメート+ダコニールの混合散布をおすすめしますが、発生量が少ない場合には散水や更新作業、目砂など耕種的防除を第一に考えてみてはいかがでしょうか。
2019年5月16日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.22:炭疽病の防除ポイント 」についての記事をUPしました。
炭疽病の特徴と併せて対処方法を解説しております。
PDFのダウンロードもできます。
下記の画像をクリックしてご覧ください。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年5月13日 【病害注意報】
弊社が実施している病害診断において、日本芝のゾイシアデクラインと診断されるケースが増えています。
ラージパッチの様に見えても、病斑がなかなか回復しない、被害の程度が重い、毎年同じ場所に発生する、ほふく茎が黒ずんでいるなどの特徴が見られる場合にはゾイシアデクラインと混合感染している可能性がありますので、一度病害診断に出されてみてはいかがでしょうか。
なお、ゾイシアデクラインの防除適期は秋ですので、ゾイシアデクラインが発生している場合には発生箇所をマッピングしておくことをおすすめします。
2019年5月10日 【グリーン管理情報】
グリーンに更新作業を実施する際、ムク刃によるスパイキングを複数回行う場合には注意が必要です。
同じ深さでムク刃によるスパイキングを複数回続けていると、ムク刃の先端部分にあたる土壌が固結してしまい「カルチベーションパン」という固い層が床砂中にできてしまうことがあります。
床砂中の固結層は透水性や通気性の悪化につながり、夏のベントグラスの落ち込みの大きな原因になります。
これから夏にかけてムク刃によるエアレーションを実施する機会が増えてくると思いますが、深度を変更したり、バーチドレンなどシャタリング効果のある機械を用いたりするなどしてカルチベーションパンができないようにご注意ください。
2019年5月9日 【殺菌剤関連情報】
神奈川県に位置する相模原ゴルフクラブのグリーンキーパー芝岡様に、ストレスガード製剤のプログラム予防散布についてインタビューしました。
弊社ホームページにインタビュー記事を掲載しています。
下記画像をダップして、ぜひご覧ください。
2019年5月7日 【グリーン管理情報】
長いゴールデンウィークも終わり、夏越しに向けて最後の準備をする時期になってきました。
グリーンの更新作業を実施しているコースも多いのではないでしょうか。
この時期、ベントグラスにとっては最も生育に適した気候になりますが、グリーンの乾燥害には注意が必要です。
根の生育を促すために敢えて水を切る管理をされるキーパーもいらっしゃいますが、極端な乾燥はドライスポットを誘発する可能性があります。
少量多回数の散水はNGですが、散水するときにはたっぷりと散水し、メリハリをつけた水管理で夏に備えてみてはいかがでしょうか。
2019年4月22日 【虫害注意報】
関東地方南部では、ヒラタアオコガネの成虫の飛翔が始まりました。
今現在飛翔している成虫に対しては有機リン系殺虫剤の散布で効果が期待できますが、基本的な防除方法は幼虫に対しての殺虫剤散布です。
ヒラタアオコガネは幼虫期間が短いため、防除タイミングに注意が必要です。
関東地方では一般的に8月中旬ごろから蝋化が始まるため、防除適期は6月上旬~中旬ごろになります。
バイエルがおすすめする殺虫剤タフバリアフロアブルは、高い防除効果と長い残効性から、6月の散布でヒラタアオコガネはもちろんのこと、晩夏から初秋に散布適期を迎えるコガネムシ類に対しても高い防除効果を示します。
コガネムシ類でお困りのゴルフ場では、6月のタフバリアフロアブル一発処理をご検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年4月22日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.21」をUPしました。
殺虫剤「トップチョイスフロアブル」を使用されたグリーンキーパー様に実施したアンケートの結果を掲載しています。
下記の画像をクリックしてご覧ください。なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年4月17日 【殺虫剤関連情報】
静岡県に位置する静岡カントリー浜岡コース&ホテルのグリーンキーパー片山様及び株式会社東興の総合企画部部長大塚様にインタビューしました。
ゴルフ場管理上の課題とその対策についてお話いただきました。
弊社ホームページにはインタビュー動画を掲載しています。
下記画像をクリックして、ぜひご覧ください。
2019年4月10日 【混用注意報】
春になり、グリーンに殺菌剤を散布するコースも増えてきました。
農薬を散布する際にタンクミックスをされるゴルフ場も多いと思いますが、混用不可のものが多数ありますので注意が必要です。
弊社の殺菌剤では、シグネチャーWDGとプロテクメートWDGは混用不可ですのでご注意ください。
その他の農薬や肥料についても初めてタンクミックスする際には、事前にバケツ等で少量を混用してみて、凝集や沈殿等が発生しないことを確認してからタンクミックスするようにしてください。
2019年4月4日 【病害注意報】
関東地方南部のベントグリーンにおいて、細菌病の発生が多くなってきています。
春の更新作業後の冷え込みによって、ベントグラスに予想以上のストレスが掛かっているのかもしれません。
これからベントグラスの活性が上がってくる時期にはなりますが、春の細菌病で甚大なダメージを負う場合もありますので注意が必要です。
顕著な病斑は見られないが何となくグリーンに元気がないなど、グリーンに異変を感じる場合には、病害診断に出してみることもご検討ください。
2019年4月2日 【雑草注意報】
九州地方では早くもメヒシバの発芽が確認されました。
裸地部分ですが現在、2~3葉期です。
芝地でも発芽している可能性が高いので、これから春の土壌処理剤を散布するゴルフ場では、茎葉処理剤を混用することをおすすめします。
2019年3月27日 【除草剤関連情報】
埼玉県に位置する、おおむらさきゴルフ倶楽部の角田コースマネージャーにインタビューしました。
ゴルフ場管理上の課題とその対策についてお話いただきました。
弊社ホームページにはインタビュー動画を掲載しています。
下記画像をクリックして、ぜひご覧ください。
2019年3月27日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.20」をUPしました。
2019年度版のストレスガード製剤予防散布プログラムを掲載しています。
下記の画像をクリックしてご覧ください。なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年3月22日 【病害注意報】
全国的に気温が高く、ベントグラス、日本芝ともに例年より動きだしが早まっています。
それに伴い、病気の発生も早まることが懸念されます。
弊社が実施している病害診断の過去3年間の結果を見ると、東海地方以西で細菌病や炭疽病の発生が多く見られます。
また、一部のコースではピシウム病も発生していました。
基本的には病害が発生しにくい時期ですが、例年病害で悩まされいるコースでは早め早めに殺菌剤の予防散布を実施し、菌密度を下げておくことを検討されてみてはいかがでしょうか。
【おすすめの殺菌剤】
2019年3月14日 【病害注意報】
気温が高い日が続いていることもあり、九州ではラージパッチが動き始めました。
昨秋発生したラージパッチが活動を再開しているものも見られます。
ラージパッチ防除の基本は予防散布ですが、すでにラージパッチが動き始めているコースでは、治療効果も併せ持つ殺菌剤を使用されてはいかがでしょうか。
【おすすめするラージ剤】
2019年3月13日 【グリーン管理情報】
全国的に気温が高く、グリーンの更新作業を始めているコースもあるのではないでしょうか。
グリーンの更新作業といっても目的に合わせて様々な種類があります。
例えば、グリーン表面の有機物(サッチ)を除去するのであれば、コアリングよりもバーチカルカットのほうが効果的です。
深層部に不透水層があるのであれば、通常のコアリングではなくシャタリングやドリリングなど深層エアレーターを使用することが有効です。
各ゴルフ場で抱えている問題は様々です。
予算や所有機械などの関係で出来ることは限られているとは思いますが、更新作業の中身について、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
2019年3月4日 【コース管理情報】
九州地方南部では、早くもラージ剤と除草剤の散布が始まりました。
今年は春の気温が高く、芝・病気・雑草のいずれも動き出しが早い傾向にあるようです。
例年よりも少し早いタイミングで、各種作業を段取りされてみてはいかがでしょうか。
2019年2月28日 【グリーン管理情報】
この時期、グリーンは最も透水性が低下していますので、降雨時にはグリーン内の排水不良箇所がどの部分か分かりやすくなっています。
今の時期にグリーン内の排水不良箇所を特定しておけば、春の更新作業時に排水不良箇所だけ深層エアレーターを用いるなどの対策も可能になります。
降雨時に排水不良箇所のマッピングをしてみてはいかがでしょうか。
2019年2月20日 【グリーン管理情報】
関東以西では気温が上がり、春を感じられる日が多くなってきました。
ベントグラスの根が動き始めているコースも多いのではないでしょうか。
この時期の少量の窒素施肥は、ベントグラスに刺激を与えて春のグリーンアップや初期生育を早める効果が期待できます。
特に暖かい地域では春の更新作業が控えていると思われますので、更新作業前にベントグラスを動かすためにも、少量の窒素施肥をご検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年2月20日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.19」をUPしました。
作用機構別の殺菌剤早見表を掲載しています。
下記の画像をクリックしてご覧ください。なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年2月14日 【病害注意報】
数例ですが、九州地方や関東地方で細菌病の発生が確認されています。
この時期に感染したというよりは、冬のストレスの蓄積によってベントグラスが弱り、発症しているように見受けられます。
グリーンにモヤモヤとした不明瞭なパッチや褐変がある場合、一度病害診断に出されてみてはいかがでしょうか。
また、刈込回数を減らす、少量の窒素を液肥で施用するなど、なるべくグリーンのストレスを緩和するような管理を継続することをおすすめします。
2019年2月13日 【除草剤関連情報】
2月も中旬になり、春の除草剤について検討されているゴルフ場も多いかと思います。
バイエルが春におすすめする土壌処理剤フェナックスフロアブルは、ユニークな作用性に加えて、日本芝の根に対する安全性が高い除草剤です。
秋に長期残効型の土壌処理剤を使用されているコースや、昨夏に乾燥害で大きなダメージを受けたコースでは、フェナックスフロアブルの使用を検討されてみてはいかがでしょうか。
弊社ホームページには体験者インタビューを掲載しています。ぜひご覧ください。
◆体験者インタビューはこちらから
2019年2月5日 【コース管理情報】
1年で最もプレーヤーが少なくなるこの時期、フェアウェイの更新作業を予定しているコースもあるかと思います。
毎年、2月に更新作業を実施しているコースでも、今年は注意が必要です。
昨夏は全国的に猛暑になり、フェアウェイやラフで乾燥害が激発したコースが多くありました。
現在は見た目上、例年と同じように見えても、昨夏の乾燥害が十分に回復する前に日本芝が冬眠に入っている場合、2月の更新作業が春の萌芽に悪影響を及ぼす可能性があります。
昨秋の乾燥害からの回復状況に合わせて、更新作業の中身を検討されることをおすすめします。
2019年2月4日 【グリーン管理情報】
立春をむ迎え、一時的にとはいえ全国的に気温が高くなっています。
グリーンの散水を実施しているコースも多いのではないでしょうか。
年末からの乾燥でグリーンの床土が乾いている場合、水が浮くほど散水しても下まで浸み込んでいない場合が多々あります。
春にベントが動き始める前に床土を一度しっかりと濡らしておくことは、春のグリーンアップにも効果的です。
比較的気温が高い日や雨天時などを利用してしっかり散水することをおすすめします。
散水前や雨天時の浸透剤散布も効果的ですので、併せてご検討ください。
2019年1月29日 【雑草注意報】
関東地方は乾燥した状態が続いていますが、それでもスズメノカタビラの発生が目立つようになってきました。
特に排水枡周りやグリーン周りなどでの発生が目立ちます。
これからの茎葉処理剤の補正散布は、気温も低く除草剤の効果発現までに時間がかかりますが、春の出穂期に目立つスズメノカタビラを少しでも減らすためには有効です。
出来るだけ早いタイミングで補正散布を行ってはいかがでしょうか。
なお、薬量は最高薬量での処理をおすすめします。
2019年1月25日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信 号外」をUPしました。
今年の夏を振り返り、来年の夏越しのポイントを解説しています。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年1月21日 【グリーン管理情報】
大寒を迎え、ナラ類の落葉もほぼ終わり、各コースとも落ち葉清掃が一段落したころではないでしょうか。
これからの時期、グリーン周りやティ周りの樹木の剪定や伐採などに注力するコースも多いかと思います。
ただし、剪定や伐採はメンバーの方からの賛同を得ることが難しい場合があり、なかなか進まないというゴルフ場も多々あります。
その場合、扇風機の設置が一つの解決策になります。
扇風機の設置によって通風を改善し、夏のベントグリーンのクオリティアップを図ることが可能です。
中長期的な計画になりますが、特に風通しの悪いグリーンでは、扇風機の設置を検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年1月7日 【グリーン管理情報】
昨年末から冬型の気圧配置が強まっており、太平洋側を中心に晴れて乾燥した日が続いています。
この時期のベントグラスはほとんど活動していませんが、極度の乾燥状態が続くと、春の初期生育に悪影響を及ぼす可能性があります。
冬季に乾燥害という形で症状が表れることは稀ですが、床土の水分状態は定期的に確認することをおすすめします。
床砂が乾燥している場合には、気温が高い日や雨天時などにしっかり散水してみてはいかがでしょうか。
浸透剤の使用も有効です。
霜や凍結のリスクもありますので散水のタイミングは難しいですが、天気予報を見ながら、貴重な散水のタイミングを逃さないようにご注意ください。