「LINE配信メッセージ」アーカイブ 2019年後半
2019年12月18日 【雑草注意報】
関東地方南部のゴルフ場において、除草剤散布箇所でもスズメノカタビラの発生が確認されました。
今年は12月の気温が高く、雨も多いことからスズメノカタビラの発生圧が高いことが予想されます。
排水マス周辺などの水捌けが悪い場所や、2段フェアウェイののり肩など散布ムラが発生しやすい場所では、スズメノカタビラが発生している可能性がありますのでご注意ください。
発生を確認したら、早めの補正散布での対応をおすすめします。
【おすすめの除草剤】
・トリビュートODとアージラン液剤の混合散布
※展着剤の加用をおすすめします。
2019年12月10日 【グリーン管理情報】
気温の低下とともにベントグラスの生育もほぼ止まり、各コースとも霜対策など冬の準備を進めていることと思います。
天気予報を見ながら、夕方刈りにするか朝刈りにするか頭を悩ましている方も多いのではないでしょうか。
ベントグラスの生育鈍化に伴い、当然のことながらベントグラスの回復力も落ちてきています。
これから春季までは、いかにベントグラスの擦り切れを軽減できるかが管理の大きなポイントになります。
特にグリーンの外周刈りはベントグラスに対するストレスが高く、芽数減少の要因になります。
ベントグラスの生長度合を見ながら、外周刈りの頻度を少なくしてみてはいかがでしょうか。
2019年11月29日 【コース管理情報】
気温の低下に伴い芝の生育も鈍化し、落ち葉清掃や剪定、伐採作業に注力し始めているコースも多いのではないでしょうか。
晩秋から冬期に行う作業として、エッジ切りも重要な項目の一つになります。
エッジをきれいに出すとコース全体の景観が向上し、コースの印象がワンランクアップします。
バンカーエッジだけでなく、フェアウェイとラフの境界、カート道路と芝生の境界などのエッジにも注目してみてはいかがでしょうか。
2019年11月28日 【雑草注意報】
関西地方のゴルフ場フェアウェイにおいて、スズメノカタビラが確認されました。
既に分げつしている株もあります。
春に目立つスズメノカタビラは、秋に既に発生していることが多いので、年内にしっかり防除しておくことをおすすめします。
詳細は芝草通信vol.6をご参照ください。
【おすすめの除草剤】
・トリビュートOD
2019年11月27日 【今年の夏を振り返る】
~気象データと病害診断結果より~
今年の夏は例年に比べて病気の発生数は少ない傾向でしたが、細菌病は相変わらず猛威を振るっていました。
来年以降もどのような気象条件になるかわかりません。
どのような夏になっても、病害によって大きなダメージを負うことがない防除方法を「芝草通信Vol.27」でご提案します。
「芝草通信Vol.27」は下記画像をタップしてご覧ください。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問合せください。
2019年11月20日 【病害注意報】
関東以西では日中は比較的暖かい日が続いていますが、朝晩は冷え込むようになってきました。
日本芝の生育はほぼ止まり、退色もかなり進んできましたが、まだラージパッチが動いているコースも多く見られます。
これからのラージパッチは病害の進行も止まり、次第に目立たなくなっていきますが、このまま放置しておくと、来春に同じ場所から再発する可能性があります。
発生している全てのラージパッチに対応することは難しいかもしれませんが、グリーン周りやティ周りなどだけでも、殺菌剤散布で対応してみてはいかがでしょうか。
【おすすめの殺菌剤】
・クルセイダーフロアブル
2019年11月12日 【グリーン管理情報】
ベントグリーンでは、地上部の旺盛な生育をあまり心配せずに窒素施肥を実施できる季節になってきました。
これからの時期、いかに貯蔵養分を蓄積できるかが、来年のグリーンのクオリティーを大きく左右する要因になります。
秋から初冬にかけては、積極的な施肥によって来年のベースを作ってみてはいかがでしょうか。
なお、いつの季節にも言えますが施肥はバランスが重要になります。
窒素だけでなく、根の生育を促進するためのリン酸、ストレス耐性を高めるためのカリウムなども併せて積極的に施用することをおすすめします。
2019年11月11日 【病害注意報】
秋も次第に深まり、日本芝の生育もかなり鈍化してきました。
ノシバはかなり退色しているコースも多いのではないでしょうか。
秋はゾイシアデクラインの防除時期になります。
日本芝で毎年同じ場所に病斑が発生する、ラージパッチ用の殺菌剤を散布しているのに効果がないなど、ゾイシアデクラインが疑われる場所はありませんか?
病斑が目立つのは春ですが、殺菌剤の効果が期待できるのは秋になります。
ゾイシアデクラインが発生している場所にまだ殺菌剤を散布していないコースでは、早めに殺菌剤を散布することをおすすめします。
【おすすめの殺菌剤】
・クルセイダーフロアブル(水量500ml/㎡の多水量散布)
「芝草通信Vol.26」も併せてご参照ください。
2019年11月5日 【病害注意報】
九州地方南部のゴルフ場フェアウェイにおいて、ダラースポットの多発が確認されました。
日本芝だけでなくベントグリーンにおいても、ダラースポットの発生圧が高まっていると思われます。
秋のダラースポットは発生させると回復までに時間がかかる場合がありますので、早めに対応しておくことをおすすめします。
【おすすめの殺菌剤】
・日本芝:クルセイダーフロアブル
・ベントグリーン:インターフェースフロアブル
2019年10月25日 【病害注意報】
今年の秋は雨が多く、全国的にラージパッチが多発しています。
9月上旬に殺菌剤を散布している場所でも発生していますので、ご注意ください。
補正散布を実施しても、今秋の回復は見込めませんが、病斑の拡大を防ぐことは可能です。
また、来春のラージパッチの発生拡大を抑制することもできますので、早めに対応することをおすすめします。
【おすすめの殺菌剤】
・クルセイダーフロアブル
・セレンターフ顆粒水和剤
2019年10月18日 【グリーン管理情報】
今週から一気に気温が下がり、ベントグリーンもすっかり秋の顔をしているのではないでしょうか。
秋の更新作業も一段落し、現在は更新作業跡の回復を待っているコースも多いと思います。
秋は夏のダメージを回復する時期であるとともに、来年の夏に向けてグリーンを作り始める時期でもあります。
まだ地上部が旺盛に生育している段階で窒素肥料を多量に施用すると、貯蔵養分が貯まらずに生育に使われてしまいます。
更新作業跡の回復を早めるために多少の窒素施肥は必要ですが、リン酸やカリウム中心の施肥を心がけ、根圏を充実させ、貯蔵用分をしっかり貯めることに注力してみてはいかがでしょうか。
2019年10月9日 【虫害注意報】
関西地方のゴルフ場ラフにおいてシバオサゾウムシの被害が確認されました。
シバオサゾウムシは、発生は稀ですが、被害が出ると芝生に大きなダメージを与えますので注意が必要です。
芝の状態がおかしい場合には地上部だけでなく地下部もよく観察し、病気なのか、害虫なのか、乾燥なのかなど、原因をしっかりと突き止めることをお勧めします。
シバオサゾウムシについては、弊社ホームページもご参照下さい。
【おすすめの殺虫剤】
・タフバリアフロアブル
2019年10月2日 【雑草注意報】
関東地方南部のやや高地に位置するゴルフ場において、スズメノカタビラの発生が確認されました。
平地のゴルフ場においても、表面上はスズメノカタビラが見えなくても芝生の中では既に発芽している可能性があります。
土壌処理剤を散布する際には、茎葉処理剤を混用することをおすすめします。
2019年10月1日 【虫害注意報】
九州地方南部のゴルフ場においてスジキリヨトウによる食害が多数確認されました。
今年は秋の気温が高めで害虫も未だに活発に動いていますのでご注意下さい。
2019年9月25日 【グリーン管理情報】
秋分も過ぎ、グリーンの更新作業を実施しているコースも多いかと思います。
秋の更新作業はムク刃タインを使用してスパイキングのみを実施するコースもありますが、ムク刃タインを使用するときには深度設定に注意が必要です。
毎回、同じ深度でスパイキングを繰り返していると、床砂中にカルチベーションパンという固い層が形成され、透水性や通気性低下の要因になります。
ムク刃でのスパイキングを実施する際には、毎回深度を変更する、少なくとも年に1回は深層エアレーターを使用する、シャッタリング効果のある機械を用いるなど、カルチベーションパンを形成しないようにご注意ください。
2019年9月18日 【病害注意報】
ようやく暑さも落ち着き、全国的に秋めいてきました。
秋の更新作業やインターシードなど、既に来年に向けてのグリーン作りを開始しているコースも多いかと思います。
ベントグリーンではピシウム病や炭疽病はひと段落しましたが、これからはダラースポットに注意が必要です。
秋のダラースポットは回復までに時間がかかることがありますので、発生させないように殺菌剤の予防散布でしっかり抑えておくことをおすすめします。
【おすすめの殺虫剤】
・インターフェースフロアブル
・デディケートフロアブル
・ミラージュフロアブル
2019年9月13日 【ゾイシアデクライン対策】
なかなか治らないゾイシアデクライン(日本芝立枯病)対策には、秋の防除が効果的です。
防除方法や感染の見分け方など、ゾイシアデクライン対策のヒントを「芝草通信Vol.26」にまとめました。
「芝草通信Vol.26」は下記の画像をタップしてご覧ください。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問合せください。
2019年9月9日 【病害注意報】
台風の影響により、全国的に厳しい暑さになっています。
最高気温だけが高いだけでなく、最低気温も湿度も高くなっていることに加え、ベントグラスの体力も落ちていますので、ピシウム病の発生圧が高まっています。
ピシウム専用剤でしっかり防除しておくことをおすすめします。
2019年9月6日 【虫害注意報】
中国地方南部のゴルフ場グリーンにおいて、シバツトガの多発が確認されました。
今年は初夏からシバツトガの発生が多い状態が続いていますので、ご注意ください。
【おすすめの殺虫剤】
・トップチョイスフロアブル
・シラトップEW
2019年9月4日 【病害注意報】
関西地方のゴルフ場において、ラージパッチが確認されました。
暑い日が続いていますが、ラージパッチの緊密度は確実に上がっていますので、ご注意ください。
早めの殺菌剤散布をおすすめします。
2019年9月3日 【病害注意報】
今年は全国的に厳しい残暑が続いていますが、曇天で気温が低い日も数日あり、ラージパッチの発生しやすい環境が整ってきました。
ラージパッチの防除の基本は発生前の予防散布です。
菌密度が上がる前に殺菌剤を散布しておくことをおすすめします。
【おすすめの殺菌剤】
・オブテインフロアブル
2019年8月30日 【グリーン管理情報】
全国的に降雨が続いていますが、来週はまた暑くなる予報が出ています。
ベントグラスは最も弱っている時期ですので、ピシウム病や炭疽病などの病害の発生には十分にご注意ください。
また、白根の発根は各地で確認されていると思いますが、まだ吸水能力は十分ではありません。少しずつ散水量を減らしていく時期ではありますが、乾燥害を出さないようにご注意ください。
一方でインターシードには最適期になります。
ペンクロスに比べてニューベントは耐暑性、耐病性は非常に高くなっていますので、夏場にグリーンの管理に苦労されているコースでは、ニューベントのインターシードを検討されてみてはいかがでしょうか。
2019年8月29日 【藻類注意報】
秋雨前線の影響で全国的に降水量が多くなっています。
それに伴って、グリーンでの藻類の発生が目立つようになってきました。
今の時期は1年を通して最もグリーンの芽数が少なくなっている時期ですので、藻類が発生しやすくなっています。
良好な状態で秋を迎えるためにも、早めに対応されてみてはいかがでしょうか。
【おすすめする対応策】
プロテクメートWDG+ダコニールターフの混合散布
2019年8月22日 【グリーン管理情報】
全国的に雨模様の天気が続いており、一時期に比べると気温も少し下がってきました。
朝は秋の気配を感じることもありますが、それでも最高気温が30度以上の日が今後も続く予報になっています。
人間も芝生も熱帯夜と35度以上の猛暑に慣れてしまっており、涼しく感じているのかもしれません。
ベントグラスも表面上は夏のダメージから回復傾向を示しているかもしれませんが、地下部は最も弱っており、貯蔵用分もほぼ使い果たしている状態ですので油断大敵です。
ゲリラ豪雨のような夕立が各所で起きているため、ムク刃による更新作業を検討しているコースもあるかと思いますが、慎重に判断することをおすすめします。
関連する「芝草通信vol.5」もぜひご参照ください。
2019年8月19日 【虫害注意報】
関東地方南部の複数のゴルフ場において、スジキリヨトウの卵塊が大量に確認されました。
一部は既に孵化しており、食害も散見されていますので、ご注意ください。
殺虫剤は、幼虫が小さいうちに散布することでより高い効果を期待できますので、早めの対応をおすすめします。
2019年8月14日 【病害注意報】
弊社が実施している病害診断において、細菌病と診断されるケースが増えています。
今年は梅雨が長かったこともあり、細菌病が発生しやすくなっています。
登録のある薬剤は少なく、発生してしまうと治療は困難です。
しかし、刈高を上げる、扇風機を利用する、アミノ酸資材を少量ずつ使用する、シリンジングを実施するなど、ベントグラスのストレスを出来るだけ軽減させることが有効であると言われています。
また、切れ味の悪いモアでの刈り込みや更新作業、目砂のすり込みなど物理的ダメージでも感染が広がると言われていますので、ご注意ください。
2019年8月13日 【病害注意報】
台風の影響により、今週後半は全国的に雨予報になっています。
乾燥害が目立ち始めているフェアウェイやラフには恵みの雨になりそうですが、グリーンには注意が必要です。
特に降雨後はピシウム病の発生圧が一気に高まりますので、降雨前にピシウム専用剤でしっかり予防しておくことをおすすめします。
2019年8月5日 【作用機構別の殺虫剤早見表】
芝生に登録のある殺虫剤を作用機構別にグループ分けした表を「芝草通信Vol.25」に掲載しています。
代表的な商品名も記載しております。
殺虫剤もローテーション散布の時代になりました。
ぜひこの分類表をご活躍いただき、異なる作用機構のローテーション散布をお試しください。
「芝草通信Vol.25」は下記の画像をタップしてご覧ください。
なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問合せください。
2019年8月2日 【虫害注意報】
関東地方南部のゴルフ場において、スジキリヨトウの幼虫が確認されました。
この時期、グリーンの病害や乾燥害に気を取られがちですが、フェアウェイやラフの虫害にも十分ご注意ください。
2019年7月29日 【病害注意報】
弊社が実施してる病害診断において、梅雨明け以降に炭疽病と診断されるケースが急増しています。
急激に気温が上がり、ベントグラスのストレス耐性も低下していますのでご注意ください。
【おすすめの殺菌剤】
2019年7月31日 【グリーン管理情報】
梅雨明け以降の猛暑によって、各地のグリーンで乾燥害が多発しています。
高温による表面上の焼けの場合と、ドライスポットなど地下部の乾燥が原因の場合がありますので、乾燥害が発生した場所では必ず土壌の状態まで確認するようにしてください。
また、散水しても土壌中まで十分に水が浸透していない場合がありますので、散水後も土壌の水分状態を確認することをおすすめします。
2019年7月29日 【病害注意報】
弊社が実施してる病害診断において、梅雨明け以降に炭疽病と診断されるケースが急増しています。
急激に気温が上がり、ベントグラスのストレス耐性も低下していますのでご注意ください。
【おすすめの殺菌剤】
2019年7月24日 【グリーン管理情報】
九州、四国、近畿、北陸地方でようやく梅雨明けが発表されました。
他の地域でも順次、梅雨明けしていくものを思われます。
梅雨明け後、最も気を遣うのがグリーンの水管理になります。
長雨によりグリーンは過湿状態になっており、できるだけ早く水分を切りたいところですが、急激な土壌水分の低下はベントグラスに対するストレスが大きく、場合によっては焼けてしまうこともあります。
梅雨明け後、すぐに水分を切るのではなく、少しずつ散水間隔を広げていって土壌水分を適正値に近づけるように心がけてください。
梅雨明け3日と盆明け3日は最もグリーンがダメージを負いやすいと言われています。
ベントも人間も暑さに慣れるまでは、細心の注意を払って水分管理されることをおすすめします 。
2019年7月23日 【藻類注意報】
全国的に梅雨明け間近ですが、長雨の影響で排水不良のグリーンを中心に藻類の発生が目立っています。
梅雨明け以降、グリーン表層の透水性や通気性の確保は夏越しに向けて非常に重要な要素になります。
水性や通気性を妨げる藻類は早めに防除しておくことをおすすめします。
【おすすめの防除方法】
・プロテクメートWDGとダコニールターフの混合散布
2019年7月19日 【虫害注意報】
関東地方や関西地方の複数のゴルフ場において、スジキリヨトウの卵塊が確認されました。
今年はスジキリヨトウの発生は少ない傾向ですが、確実に発生していますのでご注意ください。
梅雨明け後、各所の水管理におわれるようになる前に、殺虫剤を散布しておくことをおすすめします。
2019年7月17日 【病害注意報】
5月にもお知らせしましたが、全国的にゾイシアデクラインとラージパッチの混合感染が多くなっています。
気温が低めで雨も多いことから、回復が遅れているコースも多いようです。
現段階での殺菌剤散布は無意味ではありませんが、ゾイシアデクラインの防除適期は晩秋になります。
ゾイシアデクラインが発生しているコースでは、今のうちに発生箇所をマッピングしておき、秋に殺菌剤散布で対応されてみてはいかがでしょうか。
【おすすめの殺菌剤】
・クルセイダーフロアブル
2019年7月12日 【病害注意報】
関東地方北部において、ベントグリーンのダラースポットが例年よりも多く発生しています。
今年は曇天続きで気温も低く、適度に雨も降っていることからダラースポットの発生圧が高まっています。
梅雨明け以降はダラースポットの伸展は止まることが予想されますが、ベントグラスの回復力が落ちますので、今のうちにしっかり防除しておくことをおすすめします。
【おすすめの殺菌剤】
・インターフェースフロアブル
・ミラージュフロアブル
2019年7月11日 【グリーン管理情報】
全国的に梅雨空が続いていますが、最高気温も少しずつ上がり始め、例年ですとあと10日前後で梅雨明けとなります。
梅雨明け以降、グリーンの透水性や通気性の改善のためにできることは、表層のベンティングなど限られた作業になります。
最低気温が低い今のうちに、ムク刃によるエアレーションなど透水性を確保するための作業を実施されてみてはいかがでしょうか。
ただし、中空タインによるコアリングや大口径でのパンチングなど、ベントグラスにとって物理的ダメージが大きいものは逆効果になりますのでご注意ください。
2019年7月10日 【病害注意報】
関東地方北部において、赤焼病の発生が確認されました。
赤焼病、ピシウム病の発生圧は日に日に高まっていますので、ご注意ください。
2019年7月5日 【芝草通信案内】
ホームページに「芝草通信Vol.24:梅雨明けを乗り切る」をUPしました。
初夏から発生し始めた炭疽病は、梅雨明け時期から病斑が非常に目立つようになってきます。
ベントグラスが弱ってくると回復も遅れ、殺菌剤を立て続けに施用して、それでも炭疽病が止まらないというコースも出てきます。
そうならないために、まずは梅雨明けを乗り切るポイントを押さえましょう。
PDFのダウンロードもできます。
下記の画像をクリックしてご覧ください。なお、印刷物をご所望の方は、お近くのバイエル製品販売店までお問い合わせください。
2019年7月3日 【殺菌剤関連情報】
栃木県に位置する、鹿沼プレミアゴルフ倶楽部のコース課統括部長の小島様にインタビューしました。
パッティンググリーンに藻やカッパースポットが出てお困りだったところ、昨年ストレスガード製剤プログラム予防散布を採用され、その結果ついてお話いただきました。
弊社ホームページにはインタビュー動画を掲載しています。
下記画像をクリックして、ぜひご覧ください。
2019年7月2日 【シグネチャー活用情報】
ストレスガード製剤の1つであるシグネチャーWDGは、盛夏に散布する猛暑対策の資材と思われがちですが、実は曇天が続く今の時期に複数回散布することによって
①植物の細胞レベルで植物体に影響し、植物を丈夫にして抵抗力を高める
②光合成能力を向上させる
などの効果が期待できます。
梅雨時期からのシグネチャーの複数回散布で、今の時期からベントグラスの抵抗力を高めておき、暑い夏に備えてみてはいかがでしょうか。
2019年7月2日 【適用拡大】
2019年6月26日付で、トップチョイスフロアブルの登録を拡大しました。
適用病害虫名「ケラ」に対する希釈倍数「3000~4000倍」、使用液量「200 ml/㎡」を追加しました。
ケラに対する高い防除効果と長い残効性に加えて、今まで以上に散布しやすくなったトップチョイスフロアブルをぜひご使用ください。