灰白色葉枯症(ホワイトブライト)

病原体:メラノータス菌

夏期のベントグラスに灰白色で円形~不定形の1m以下の明瞭なパッチが現れる。下位葉は枯死するが上位葉は生き残ることが多い。

【発生芝種】ベントグラス、トールフェスク
【別名】メラノータスホワイトパッチ(Melanotus white Patch)

菌の主な生息部位

 

発生芝種・発生時期

灰白色葉枯症(ホワイトブライト)

 

発生生態

夏期のベントグラスに灰白色で円形~不定形の1m以下の明瞭なパッチが現れる。下位葉は枯死するが上位葉は生き残ることが多い。感染後期にはパッチの中が回復してリング状となる。これらの症状はホワイトパッチのそれと酷似している。本病はメラノータス菌が造りだす子実体(キノコ)が出ることで区別できる が、これを見過ごせばホワイトパッチとの区別が困難となる。子実体は柄のない小さな(2~8mm)キノコで発病芝の茎葉に付着している。

 

治療対策

ジカルボキシイミド剤などの担子菌類に有効な薬剤の散布で防除は可能である。

 

バイエルの推薦防除方法

DMI剤やジカルボキシイミド剤を夏前に散布することです。

 

参考写真

灰葉色葉枯病(ホワイトブライト) 19-1

輪郭が明瞭なホワイトブライトのパッチ(ベントグラス 9月) 

 

灰葉色葉枯病(ホワイトブライト) 19-2

パッチの縁は黄褐色. パッチ内はやや青みがかっている点はホワイトパッチに似ている(ベントグラス 9月) 

 

灰葉色葉枯病(ホワイトブライト) 19-3

葉鞘に付着した病原菌メラノータスの子実体(キノコ) 

 

灰葉色葉枯病(ホワイトブライト) 19-4

枯死した茎葉に形成された子実体. キノコであるが菌柄がない 

 

灰葉色葉枯病(ホワイトブライト) 19-5

子実体(キノコ)は水分の有無で形が変わる. a:乾燥しているとカサは閉じている b:水を含むとカサは開く

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